【レビュー】クラウドSIMの「hi-ho Let’s Wi-Fi」の使用勝手をハードに検証してみた

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みなさんは「モバイルWi-Fiルーター」をご存知でしょうか? 携帯電話の回線を利用したWi-Fiルーターで持ち運びができるため、外出先でタブレットやパソコンをインターネットに接続するために利用されることが多い通信機器です。

これまでのモバイルWi-Fiルーターは、キャリアと回線契約をすることが一般的でしたが、2018年末ごろからルーターをレンタルするレンタルWi-Fiが人気を博しました。このレンタルWi-Fiサービスが人気の理由は、携帯電話契約と比較して大容量かつ通信料金の安さです。

このレンタルWi-Fiサービスの回線は主に、ソフトバンクが多かったため、ドコモやau回線しか入らないエリアでは利用できないという不満が一部ありました。

ひとぅ
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私は3年以上利用しましたが都市部ではエリアの不満はありませんでしたが、山間部で数回ですが圏外で困ったことはありました。

2019年に入るとモバイルWi-Fiルーターには物理SIMを挿さない、クラウドSIMという技術を使ったサービス提供が始まりました。クラウドSIMはソフトバンクの他、ドコモ、auの回線を自動で判断して切り替わるというものです。3キャリアのエリアがカバーできるというのは心強ですね!!

そんなクラウドSIMサービスにも暗雲が立ち込みます。一部のサービス会社が「通信量無制限」を謳い利用者を大量に抱えてしまい通信キャパオーバーに陥り通信速度の低速化という最悪な結果となってしまったのです。これまでも「無制限」を謳ったサービスはことごとく悲惨な終焉を迎えていますが、クラウドSIMサービスも同様でした。

きちっと仕組みと契約を理解したサービス提供者は通信量の制限値を予め公開し、適正な料金でサービスを提供しています。我々消費者も「無制限」という夢のキーワードに踊らされず、きちんとサービス内容と価格を判断して契約をしたいものです。

まとめると、「モバイルWi-Fiルーター」は主に次の3つの契約パターンがありそれぞれメリットデメリットがあります。

  •  キャリアと契約 ・・・ 1キャリアのエリアとなり、安定したサービスが受けられるが料金が高い
  • レンタルサービスを利用 ・・・ 1キャリアのエリアとなり、利用期間に縛りがなく利用できるが料金設定が若干高い
  • クラウドSIMサービスを利用 ・・・ 3キャリアのエリアが使えるが2年縛りがある

クラウドSIMは物理SIMがないという点と3キャリアのエリアが使えるという点で興味があったのですが、2年縛りという点がネックでこれまで利用したことがありませんでした。

しかし!!

今回、クラウドSIMサービスのレビュー依頼をいただき、期間限定となりますが無償提供を受ける事になりました。気になっていたことを確認できます!!ハードに使い込んでみたいと思います!!

この記事は、ひとぅブログレビューポリシーに基づき、 株式会社サイトスコープさんからレビュー商品を無償提供いただきました。記事掲載における金銭の授受、記事内容への関与は一切ありません。
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hi-ho Let’s Wi-Fi とは?

レビューをさせていただくのは、hi-ho Let’s Wi-Fiです。

インターネット黎明期からのユーザーさんだと、hi-ho、Let’sというキーワードからパナソニックのイメージがあるかもしれませんが、現在はパナソニックではなく、株式会社ISPホールディングスが100%株主の、株式会社ハイホーが提供するサービスです。

hi-ho Let’s Wi-Fiのサービス内容を簡単に確認しておきましょう。

  • 月額4,300円(税別)(初月のみ日割り計算)
    • 初期事務手数料 3,000円(税別)
  • 2年契約、以降1年ごとの自動更新
    • 解約違約金、0~11ヶ月目 18,000円(税別)、12ヶ月以降9,500円(税別)、更新月0円(25ヶ月目、37ヶ月目、以降同様)
  • 通信量 1日7GBまで
    • 7GBを超えると翌々日に128kbpsに速度制限
  • 申込み不要で海外利用可能
    • 料金は地域により設定、970円/日(非課税)または1,600円/日(非課税)
    • 通信量は1日1GBまで、超過後は256kbpsに速度制限
  • 端末料金 0円
    • GLOCALNET製 U2s
    • サイズ 127 x 65.7 x 14.2 mm、重量 151g
    • バッテリー容量 3,500mAh、連続使用可能時間 12時間
    • 接続台数 5台

気になる点に色を付けてみました。黄色は注目すべき点、青はGoodな点、赤は気になる点、注意したい点です。

サービス内容はウェブサイトにきちんと明記されているので安心感があります。契約内容にきちんと納得した場合に契約をするようにしましょう。

今回の検証では主に以下の点を注目したいと思います。

  1. 通信速度について
  2. 通信キャリアの切替えについて
  3. ルーターの使い勝手と稼働時間
  4. 容量超過時の挙動

これらはカタログ値に出てこないものなのでバッチリ見ていきますよ!!

hi-ho Let’s Wi-Fiを検討されている方の一助になれば幸いです!!私は初めてのクラウドSIMです。どんな風になるか楽しみながら検証できました!!

開封の儀

届きました~。試しますぞ~。

GLOCAL NETさんのパッケージに入っています。hi-ho Let’s Wi-Fi感はゼロですね。

背面はこんな感じ。

開封~。

同梱物はルーター本体、充電用microUSBケーブル、ストラップ、取扱説明書、以上です。ACアダプターはありません。

本体を詳しく見ていきましょう。初期SSIDとパスワード、IMEIが記載されています。SSID、パスワードは管理画面で変更可能です。

左サイドに電源ボタンとリセットボタンがあります。

反対側は何もありません。落下防止のためのストラップホールがありますね。これは有りがたい。

上部もボタン類はなし。

下部にmicroUSB端子があります。ここから充電します。

反対側。

インジケーターLEDがあります。ディスプレイは非搭載のためランプで状態を確認します。

本体の重量は151gと軽いので持ち運びは苦にならないでしょう。

パッと見た目はモバイルバッテリーみたいですね。

これ以上眺めていても何も起こらないので先に進みましょう!

取扱説明書はもちろん日本語対応です。

製品概要説明があります。

LEDの状態を確認しておきましょう。

ローカルSIMを刺して利用することもできるようです。今回は利用しませんが。通信速度は最大上り50Mbps、下り150Mbps、Wi-FiはIEEE802.11 b/g/nです。b/g/nなんですね!!ここ注意

本体の前面パネルを開けてみました。

やはりローカルSIMは入っていませんね。IMEI、S/N、SSID、パスワード、ウェブ管理画面のアドレスとログインID、パスワードが書かれています。

ウェブ管理画面は、Wi-Fiに接続し、 http://192.168.41.1/ にアクセスすれば利用可能です。

フタの方は各情報が書かれています。あれ?Model は E1と書いていますね。U2sじゃないのかな?ま、いいか。

以上、開封の儀でした。

早速電源を入れてWi-Fi接続しましょう!!

クラウドSIM hi-ho Let’s Wi-Fiを試してみた

1. 通信速度について

時間帯・場所・複数キャリアで何十回と測定しました。

時間帯や場所によって変動があるため細かい数値の報告は割愛しますが、時間帯、接続するキャリアに関係なく、概ね上り、下りとも20Mbps前後が出ていました。遅くなるタイミングでも10Mbps前後は出ていました。

最低速度は上り、下りともに5Mbpsをお昼と夜間のピーク時間帯に数回、記録しましたが毎回ではありませんでした。

クラウドSIMはMVNOをレンタルしてる?という情報もありますが、総合的な印象としてはキャリアほどではないにしてもMVNOより安定した速度が出ていると感じました。

2. 通信キャリアの切替えについて

大阪府内での事例ですが、通信キャリアは、基本的にソフトバンクに繋がるようですが場所は同じであっても時間帯によりauに接続することがありました。ちなみに速度の差は若干あり私の環境ではauの方が下りに関して数Mbpsほど速かったです。

兵庫・岡山・広島・愛媛方面へドライブをした際にも基本的にソフトバンクに接続されていましたが、auにも切り替わっていました。切替えのタイミングや原因はこちらでは分からず最適に自動化されているのでしょうか。

私の利用シーンでは音楽をかけっぱなしでしたが、バッファが効いていたためか、キャリアの切替えのタイミングで通信の遮断を実感することはありませんでしたが、IP電話などではひょっとしたら遮断して困ることはあるかもしれませんね。(未評価とさせてください。)

一度もドコモに接続されたことはありませんでした。岡山から広島までの道中で一度だけ圏外になりましたがその他は圏外になることなく快適に通信ができていました。

3. ルーターの使い勝手と稼働時間

起動から接続まで30秒ほどかかるため、起動しっぱなし、が基本的な使い方になりそうです。連続使用可能時間は12時間とありますが通信頻度にもよりますが、だいたい12時間で切れるという感覚です。

外出先で使う場合、接続台数が5台というのは少ないと感じました。最低でも10台は接続したかったです。バリバリ使うことを想定している方は、接続する機器を意識しながら利用することになりそうです。

SSIDとパスワードは管理画面に接続することで変更可能です。

SSID、PWを忘れた場合はリセットボタンを長押しすることで工場出荷状態に戻しまょう。

4. 容量超過時の挙動

通信量は、専用サイトで確認できます。

1バイト単位で確認できるのがいいですね。過去1ヶ月間確認できます。「制限状態」を確認できます。7GBを超えた翌々日が128kbpsに速度制限されます。

9月22日にNetflixのビデオをダウンロードしまくり20GB利用し制限を超える利用をしてみました。24日にきちんと速度制限がかかりました。速度は上り下りとも100kbps前後となりました。

25日には速度が回復し、上り下りとも20Mbps前後出ています。26日、27日も問題ありません。

きちんと契約容量を超える利用をしたユーザーをきちんと制限する仕組が機能しているようでこれは利用者として安心感があると思います。

クラウドSIM hi-ho Let’s Wi-Fiの総合的な評価

ここがGood!

  • 月額4,300円で1日7GBまで使える
  • 概ね上り下り速度が20Mbps程度出ている
  • 3キャリアのエリアで利用できる
  • 通信容量をウェブで確認できる

月額4,300円の定額で1日7GBまで。ときちんと制限が謳われているため契約者がきちんと判断できるのがいいと思います。大きなサイズの動画やプログラムを意識的にダウンロードしなければ1日7GBはなかなか使えないと思うので、だいたいの方にとっては充分な容量だと思います。逆にそれ以上利用する人を適切に制限してくれる仕組があることが安心感に繋がります

ここがうーん

  • 2年縛りがある
  • 端末の接続対数が5台とやや少ない

やはり2年縛りが最も契約を決定するハードルになると思います。レンタルWi-Fiのメリットは短期間で利用できる。という点でしたからね。2年間の間にサービス品質が落ちた場合でも解約できないリスクがある点は契約前にしっかり理解しておく必要があります。また、接続台数が5台というのも少ないと感じます。標準的な10台は接続したかったですね。

さいごに

メーカーさんよりレビュー依頼をいただいたため忖度を・・・しないのがひとぅブログです。クラウドSIMは実にユニークなサービスだと思います。メリットがある一方でデメリットもある点をきちんと理解して、契約することでメーカー、利用者にとってハッピーなんだと思います。

個人的な感想としては、クラウドSIMのWi-Fiルーターを初めて使ってみてその特性を実感できたのでいい経験になりました。きちんと制御された範囲でサービスが提供されれば通信速度も問題なく出るしキャリアの切替えも利用者は意識することなく切り替わることが分かりました。

hi-ho Let’s Wi-Fi さんのサイトをご覧いただくと分かると思いますが、契約期間の縛りや容量制限など明確に記載されています。契約時に勘違いのないよう配慮がされています。契約を検討されている方は今回のレビュー記事を参考にしていただければ幸いです!!

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新しいものが好きな「ひとぅ」が2007年10月からApple製品や家電製品、ガジェット、ウェブサービスなどの情報を発信中。詳しくは自己紹介ページをご覧ください。
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