モバイルバッテリーのジャンルで国内でも高い信頼度と人気を誇るメーカー、Anker。数年前まで名前を聞くことはありませんでしたが、スマホの普及とともに知名度が高まりました。
モバイルバッテリーにケーブルを内臓したモデルが最近のお気に入りで商品を探すと、Ankerの製品はなかなか見つかりません。Twitterで教えてもらったのですが、Ankerはこれまで、ケーブル内蔵のモデルは販売してこなかったそうです。道理で見つからない訳です。
しかし!!
昨年12月に、TYPE-Cケーブル内蔵のモバブを発売していました!!何というグッドタイミング。早速買ってみましたよ?。
「Anker PowerCore+ 10000 with built-in USB-C Cable model:1221」(3,799円)です。急速充電対応、TYPE-Cケーブル内蔵、1000mAhと私の希望するピッタリなモバイルバッテリーでした。
開封の儀
パッケージはシンプル。Ankerのロゴとキャッチコピー、「Charge Fast, Live More」が書かれています。
側面も同じ感じ。
背面にはAnkerの主な実績が書かれていて商品の説明が小さく書かれています。うむ。もう少し大きく書いてもいいのにね。JP Modelとのことです。
内容物はモバイルバッテリー本体、取扱説明書、保証カードとなっています。梱包もシンプルでいいですね。
マニュアルはきちんと日本語対応しています。
仕様は10000mAh、5V/3A、9V/2A9V/2A。寸法は145×66.5x15mm。重量は198gとなっています。
操作方法はイラストで書かれています。何となくこれで分かりますよね。
モバイルバッテリーからスマホへの充電はPower Delivery対応で最大18Wで急速充電が可能です。モバイルバッテリー自身の充電はUSB-C端子へ接続します。入力もPDに対応しているので対応した別売のACアダプターで充電すれは数時間で満充電になります。
外観はこんな感じ。Ankerのロゴとバッテリー残量のLEDのみ。フラットなシンプルなデザイン。表面のざらつきもオシャレです。
横バージョン。
背面。
下部に各種仕様とライセンス上が記載されています。
側面にUSB-C入力端子があります。この端子は入力専用で出力はできません。
側面から上部にかけて本体から伸びたUSBケーブルが収納されています。これがケーブル内蔵モバイルバッテリーの便利な点なんですよね。ケーブル忘れがない!邪魔にならない!
上部斜めに指をかけてケーブルを取り出す感じです。若干くぼみがついている点が気が利いています。また、右となりの丸いボタンは充電開始・バッテリー残量確認ボタンです。
USB-Cケーブルを取り出したらこんな感じ。内臓されたケーブルは約6cm。スマホに重ねて充電するのにちょうどいい長さです。
本体重量を測定すると199g。仕様は198gなので仕様通りですね。
ケーブル内蔵で10000mAh、急速充電ができるモバイルバッテリーが200gをギリギリ切ってきました。Ankerさんの努力が分かりますね。
充電性能はさすがAnkerさん。Galaxy Note 10+を数回充電しましたが急速充電ができるのでチョッパヤです。50%程度に下がったバッテリーも30分程度で100%に。仕様上では2回程度充電が充電できますが、感覚的には1泊2日の旅行なら安心。2泊3日の旅行ならいずれかの夜にホテルで充電したい。という感じでした。
Anker PowerCore+ 10000 with built-in USB-C Cable のここがGood!
- USB-Cケーブルがモバイルバッテリー本体に内蔵されている
- ケーブルの長さがちょうど良くてスマホに重ねて持ちして充電ができる
- 10000mAhとちょうどいい容量で198gとちょうどいい重さ
- 入力・出力とも急速充電に対応している
- シンプルなデザイン
まずはGoodな点。かなり好印象な商品です。USB-Cケーブルが1本だけ内臓されていて他に出力用USB端子がないシンプルな機能しか搭載していないモバブですが、それがまたいいのです。徹底的にそぎ落として完成度を高めた商品に仕上がっています。
購入者を選ぶと思いますが、「USB-Cケーブルを内蔵した200g程度のモバブ」を探している人にはベストチョイスな商品だと言えるでしょう。
Anker PowerCore+ 10000 with built-in USB-C Cable のここがうーん
- ACアダプターが別途必要
分かっていることですが書かせていただきます。逆にこれくらいしか思い当たりません。スマホ用のACアダプターを利用しましょう。高速充電に対応したスマホなら高速充電に対応したACアダプターをお持ちでしょうから、理にかなっていますね。
逆に同梱させないでコストを下げた方がいい、という意見も多くあると思います。だから必要ないですね。・・・あれ褒めちゃっていますやん!(笑)
さいごに
今回はAnker初のUSB-Cケーブル内蔵の急速充電に対応したモバイルバッテリーをご紹介しました。いかがでしたか?気づけばUSB-Cの機器のみになっていた。という方も意外と多いかもしれまんせんね。
ケーブルが内蔵タイプはケーブルの切断リスクもありますが、モバイルバッテリーは消耗品という考えなので個人的にはケーブルが切れる頃にはモバイルバッテリーもへたってきているだろうから買い替えのサイン。と考えたいと思っています。
この商品のケーブルは耐久性がありそうにも見えるので(耐久性の確認はこれからです!)それほど気にする必要は無いように思います。
気になる方はチェックしてくださいね!!