これまで長年、ガジェット機器の迷える森をさまよってきました。ついに迷いの森から脱出できるかも?と思える製品に出会えました。ちょっとオーバーですが、そのように思える久々に興奮冷めやらぬガジェットをゲットしましたので今回はご紹介します。
Samsungのフラッグシップスマートフォン「Galaxy Note 9」です。S-PENを搭載し数年前は「ファブレット」と呼ばれるジャンルの製品でしたが、スマートフォンの画面がどんどん大型化された今、その境界線はほとんどないと言って良いでしょう。
Galaxy Note 9は、6.4インチを搭載、最新CPUを搭載、余裕の6GBメモリを搭載の最新技術を惜しみなく搭載した機種となっています。グローバルモデルは2018年8月に、日本国内ではドコモとauから10月に発売になりました。
今回はグローバル版、SM-N9600、6GB&128GBをETORENで送料込みで約92,000円で購入しました。
Galaxy Note 9 開封の儀
色はブラックを購入。S-PENのシルエットが表示されています。
エンボス加工されています。
側面にSAMSUNG Galaxy Note 9が刻印されています。エンボス加工のみで色が塗られていないのもカッコいいですね。
開封?。
ペラペラとめくる凝ったパッケージです。あまり必要ないんですけれどね。
アクセサリーの箱の下に・・・
Galaxy Note 9本体が入っていました?。その下アダプター、ACアダプター、USB-Cケーブルが入っていました。
Galaxy Note 9本体とケースが標準で付属しています。
本体を詳しく見ていきましょう。主な特徴が書かれています。デュアルカメラ、F値は1.5と2.4。この明るさはスマホ最高峰です。
今回のSペンはBluetoothを搭載し、リモコンとして利用できます。バッテリーは4000mAh搭載しているので長時間利用が可能となっています。
ステレオスピーカーはAKGのチューニングされたものが搭載されています。これはスゴイ!
斜めより。Galaxy Note 9の最大の特徴である左右が湾曲したエッジディスプレイが特徴的。
背面はこのような感じ。見づらいですが、デュアルディスプレイ搭載で、カメラの下に指紋認証のセンサーが搭載されておりカメラのレンズを汚すリスクが少なくなりました。
ソフトケースが付属しているのが嬉しいですね。
それでは保護シートを剥がしましょう。
ピッカピカです!!真っ黒でカッコいい。
下側に3.5mmイヤホンジャックとUSB-C充電端子、マイク、スピーカー類、S-Penとなっています。3.5mmイヤホンジャックを搭載しつつ防水 IPX5/IPX8の防水性能を実現しています。
左側面はボリュームボタンとBixbyボタンを搭載しています。Bixbyは日本ではまだまだ機能がしないのでGoogle Homeを割り付けています。
上部はSIMトレイのみとなっています。microSDカードも利用できます。
右側面は電源ボタンのみ。電源ボタン長押しでカメラ起動ができて便利です。
本体右下にSペンが格納されています。押し込むと取り出されます。
中央にボタンがあります。こんなに小さいのにBluetoothで操作できるのがすごい技術だと思います。
最後に電源を入れて開封の儀を終わりましょう。
有機ELディスプレイで黒が締まった表示となります。
大きなディスプレイできれいです!!
両サイドのエッジの丸みが操作しにくいかな?と心配しましたがそんな事もなく誤操作もほとんどありません。スゴイ!!
Galaxy Note 9の主な特徴
スペックが高い
Antutuベンチマークは279,000点と高いですが、その他の基本スペックも高いです。特に注目すべくポイントは以下です。
- CPU Snapdragon 845
- メモリ6GB
- 画面約6.4インチ?Super AMOLED (有機EL)
- 解像度1,440×2,960px (516ppi)
- バッテリー容量4,000mAh
- Qi無線充電可能
- アウトカメラF値1.5
- 防水 IPX5/IPX8 防塵 IP6X
- S-Pen搭載
- microSDカードスロット搭載
- AKGチューニングステレオスピーカー
- 3.5mmイヤホンジャック搭載
ここをすぐに変更した
Samsungの独自カスタマイズが多いGalaxyシリーズ。他のAndroidを使ったことがある人ほど使いづらいと感じると思います。設定を変更した点は以下。
- 画面の解像度をFHD+(2220×1080)からWQHD+(2960×1440)へ変更
- ナビゲーションバーのレイアウトを「履歴 – ホーム – 戻る」から「戻る – ホーム – 履歴」へ変更
- 画面の輝度を下げた(バッテリー抑制)
- Always On DisplayをOFF(バッテリー抑制)
- タッチ感度向上ON
高解像度な有機ELディスプレイを搭載しているGalaxy Note 9ですが、バッテリー消費を抑えるため、解像度の初期設定が低く抑えられています。ここは最高のレベルを実感したいのでUPしてみました。見た目はほとんど影響ありませんね。(笑)画面キャプチャが細かくなるメリットはありますが、しばらく使ったあと、FHD+に戻すかもしれません。
Galaxyシリーズは戻るボタンと履歴ボタンが一般的なAndroidと配置が反対なので癖があります。画面表示のため簡単に入れ替えることができます。それにしてもなぜ反対なんでしょうかねぇ?
バッテリー抑制として画面の輝度を下げ、スリープ状態に時計やお知らせが表示されるAlways On Displayをオフにしました。有機ディスプレイなので真っ黒に時計などの文字を表示させるのはそれほどバッテリーを食わないのかもしれませんが、いらないかな。
保護ガラスを貼った場合、スマホを机に置いた状態だと操作が効かない事が多くありました。タッチ感度を向上させることで誤操作がほとんど無くなりました。
操作に癖があるので初期設定に時間がかかりましたが、約一週間使ってようやく落ち着いたかな、と思います。かなり使いやすくなりましたよん!
Galaxy Note 9のここがGood!
- 6.4インチの大画面でペンが使える
- 有機ELで画面がきれい、ステレオスピーカーで音がいい
- カメラがきれい
- Snapdragon 845&6GBメモリでサクサク&キビキビ動く
- 防水&Qi充電が便利
2018年秋時点でAndroid端末の中で5本の指に入る上位機種と言っても過言ではないGalaxy Note 9。文句無しにキビキビ動きますね。しかもサクサク。8GBタイプもありましたが、6GBでまったく不満を感じないほどサクサクです。
iPadでペンを使うと便利ですが、同じようにスマホでペンが使えるとやっぱり便利でした。サクッと手書きでメモできる便利さ、必要性は、ひょっとしたらiPadよりも高いかも知れません。
Galaxy Note 9のここがうーん
- 201gと重い
- エッジディスプレイでない方が画面が広いのでは?
- バッテリーのもちが良くない
画面サイズが大きく、Sペンも搭載しているため仕方が無いことですが重さが若干気になります。それでもタブレットを持ち歩くよりも断然負荷は小さいんですけどね。
エッジディスプレイはカッコいいですが、斜めの部分は手書きできないため実質、画面サイズの有効サイズが小さくなってしまっているように思います。エッジのないGalaxy Noteも使ってみたいかも。
バッテリーの持ちは4000mAhあっても若干悪いように思います。通勤と仕事中にメモをフルに使った場合、家に帰ることには10%?20%程度になっています。ギリギリ足りるのですが、30%以上はもって欲しかったかな?
さいごに
新機種が出るたびに新しい機種が気になるのですが、ポイントは「カメラ性能」と「速さ・メモリ容量」でした。最近では「画面の大きさ」、「有機ELか?」、「防水?」が加わりました。
iPadを利用するようになり、「手書き」のメリットを再認識して、メモをスマホにすることで全てをデジタルに統合・集約できることに気づきました。
Galaxy Note 9を使い、これらの要望をすべて満たしており、いよいよこの時が来たか、と実感しました。前々からNoteシリーズは気になっていましたが、ついに手を出してしまいました。実際に使うと便利です。
Galaxy Note 8で高い完成度を誇っていましたが、9でさらに磨きがかかったと言えるでしょう。Galaxy Note 9を使うと、もう他のスマホに乗り換えることが困難かもしれません。ペンが搭載されているというアドバンテージは大きいです。
1年にスマホを1?2台買い替えている私ですが、ついに1年以上使う機種になるかもしれません。翌年以降、デュアルディスプレイ化などくらいしか進化の方向性が思いつかないGalaxy Noteですが、現状は大満足です。いいものをゲットしました!!