ウェブサイトをデザインする上でもっとも気を遣うのは、「誰でも同じように見えるように」という事では無いでしょうか。また画面上に多くの情報を効率よく詰め込みたいという事もあるでしょう。
少し前までは、SVGA (Super-VGA)のディスプレイが主流で解像度は800×600ピクセル。
横スクロールバーが出ない範囲で収まるように「横幅は750ピクセル以内」と言うのがスタンダードだったようです。
最近では、XGA以上が主流となり解像度は1024×768ピクセル。最近ではSXGA (Super-XGA)(1280×1024ピクセル)のディスプレイも多くなりました。
それを反映してかウェブサイトの横幅も広がってきています。
Yahoo!Japanをはじめ、今年に入り主要ポータルサイトが相次いでトップページを刷新(リニューアル)しました。
その大きな目的は上記の通り、横幅サイズを増やすため。
では実際にどれくらいが多いのか?と思い調べてみました。
Liquid Paper Clipsで「今webサイトは幅何pxで製作されているのか」という記事でたくさんのサイトの情報が掲載されています。
770px | |
iGoogle | 842pxからのリキッド |
Yahoo | 950px |
Livedoor | 954px |
Goo | 970px |
MSN | 950px |
Infoseek | 850px |
Excite | 920px |
はてな | 920pxからのリキッド |
もはやSVGAのサイズは考慮されていないデザインになっていることがよく分かります。
つまり、「横幅は950ピクセル以内。またリキッドデザインならより良い」という感じでしょうか。
最近ではSXGAも増えつつありますが、当面はXGAがスタンダードのようですね。