24日は一日物欲を刺激されまくった@hitoxuです。
朝からAppleの怒濤の新製品発表があり、夕方にはAmazonが遂に日本でKindleの正式発売を発表されました。新しいもの好きな私は購入を検討した結果、今回はすべてを見送ることにしました。
我慢した自分を誉めてあげたいので物欲を抑えた経緯と考えを書きたいと思います。私と同じ境遇の方や買おうか悩んでいる方のご参考になれば幸いです。
初めてのApple製品ならどれを買っても間違い無い
今回発表されたAppleの製品群は以下の通り。
- iPad mini
- iPad Retinaディスプレイモデル(第4世代)
- MacBook Pro Retinaディスプレイモデル
- 新しいMac mini
- 新しいiMac
どれも以前のモデルを素直に機能追加、正統進化されていると思います。(一部もう少し頑張って欲しい部分もありますが、価格面などを考えると納得感はあります。)
iPhoneやiPadを買ったところで他のアップル製品に興味を持ち、新しくアップル製品を買いたそうと検討中の方はどれを買っても損は無いと思います。利用シーンに合わせて魅力的な製品をチョイスできる潤沢なラインナップとなりました。
ついに電子書籍の黒船、Kindleがやってきた!
夏前に日本での発売が告知されていたKindleがようやく正式に発表されました。
- Kindle Paperwhite(Wi-Fi)
- Kindle Paperwhite(3G回線)
- Kindle Fire
- Kindle Fire HD
AmazonはKindle本体で儲けるつもりは毛頭ないので、価格競争力はバツグンです。しかし、3G回線は電子書籍のやりとりに限定されたり、Android もカスタマイズされていたりするので注意が必要です。
Kindleアプリを使えば、iPhoneやiPad、その他AndroidのスマホやタブレットでもKindle本を読むことが可能です。
私はなぜ買うのをやめたのか?
「どれも欲しい」というのが本音ですが、私は現在所有している機器や利用シーンを考えると、今回発表されたいずれの機器も新たに買う必要がないと判断しました。
まずは、私のIT環境を見てみましょう。
- MacBook Air (11-inch, Mid 2012)
- Wi-Fiルーター:ULTRA WiFi SoftBank 007Z
- iPhone 5 64GB Black
- iPad (第3世代)
- Reader
- kobo
普段持ち歩いているのは、MacBook Air、007Z、iPhoneの3つの機器。(その他、モバイルバッテリーもあります。)iPadはリビング専用機で主に家族がパソコンの代わりに利用しています。
我が家ではパソコンは年賀状を作成する時などしか起動しなくなりました。ほぼiPadで用事がすんでいます。
私は外出中はほぼiPhoneで用事を済ましています。メールチェック、ニュースチェック、ウェブサーフィンなど。ブログ記事など気合いを入れて文章を書く場合などは喫茶店など机がある場所でMacBook Airを使い作業しています。
つまり、「今のままでも不満はない」というのが一番の理由です。
13インチのMacBook Pro Retinaディスプレイモデルが出たら買うだろう、とMacBook Airを買った時に思っていたのですが、実機を見てみると、11インチモデルと比べ約600gも重たいのは大きいです。画面が綺麗なのは魅力なのですが……。
また、iMacも同様に新しいモデルが出たら、家のWindows PCに変わって購入を検討しようと思っていましたが、MacBook Airを外部ディスプレイと外付けHDDに接続して家では利用することで、家でも外出先も同じ環境でそのまま使えるのが快適なんです。(iTunesやiPhotoのデータは外付けHDDに逃がしています。)現状はiMacなどの母艦は必要ないのです。Mac miniも同様の理由で購入をする予定はありません。
iPadも春に第3世代を買ったところですし、速度的にも何ら不満はありませんので、これまた購入を見送り決定です。
さて、今回の大本命、iPad miniですが、Retinaディスプレイでこのお値段だったら買っていたと思います。ただ、これは「興味本位で。」という但し書きがつきます。私の生活パターンで、7インチサイズのタブレットを使うシーンがありません。日常の作業はiPhoneで充分と感じています。読書についてもiPhoneの画面の大きさで私の場合は問題ありません。iPhone5で、4インチにサイズアップしていますしね。
ソニーReader、楽天koboを購入し、電子ペーパーを体験済みですが、文庫本などは読みやすいですが、紙には敵いませんし、レイアウトが味気ないものになるのは残念な気持ちに鳴ってしまいます。
Kindle Paperwhite 3Gを一度予約をしたのですが、上記の理由から気が変わり予約を取り消しちゃいました。ドコモ回線が電子書籍のやり取り(+Wikipedia)に限りますが手続き無しで使い放題、というのは魅力的だと思います。
見栄えに関してはEPUB3で書籍並みになれば再度電子ペーパーの機器も検討したいと思っています。Kindleは急いで機器を買う必要は無いと思っています。本日からKindle Storeがオープンになりました。コンテンツを見極めながら、しばらくはiPhone、iPadで閲覧したいと思います。
最後まで葛藤が続いたNEXUS7
24日に発表された機器は何とか買わない決心がついたのですが、Googleから発売されているNEXUS7は、欲しいな〜という気持ちがありました。7インチサイズのタブレットは前述の通り、利用シーンが思いつかないのですが、Kindleビュワーとして使ってもよし、Android4.1を試せる〜遊べる〜という思いがありました。
しかも、今日、たまたま除いたジョーシンで在庫があったので心がグラグラ揺らいじゃいましたが、繰り返しになりますが、利用シーンが思い描けないので購入を見送りました。iPadを持っていなければ迷わずゲットしていたことでしょう(^_^;)。
最後に
今回のAppleとAmazonの新製品に対して私の利用シーンを照らし合わせた記事を書いてみました。ほとんどの方の参考にならないと思いますが、タブレットを持っていない方、iPhoneなどスマホで電子書籍を読むのは辛い、という方には、iPad miniやKindleは激しくオススメしたいです。
それにしても、AppleさんもAmazonさんももう少し、時間をおいて製品を出してくれたらいいのに〜。一日そわそわしてしまいました(^_^;)。