毎朝、テレビの電源をONにするより先に、Twitterをチェックしちゃう@hitoxuです。
Twitterはオープンで誰でも気軽にツイートをフォロー、アンフォローでき、ユーザーに対しReplyを送り意見を述べたりできる、いわゆる、「ゆるい繋がり」が魅力的なツールです。
しかしユーザー数が増えるにつれ、心ないユーザーが現れてしまうこともあります。そのようなユーザーに対して、Twitterでは「ブロック機能」が準備されています。
ブロックした相手にどのように見えているのでしょうか?また、Twitterの各機能は、どのような挙動をするのでしょうか?
これまで特に意識したことが無かったのですが、ちょっと気になったので調べてみました。今回は、Twitterのブロック機能の挙動についてご紹介します。
あなたがブロックしたことを相手は分かります
Twitterで相手をブロックしたときに、相手は知り得ることができのでしょうか?答えは「ブロックされたことが分かる。」です。
私はブロック機能とは、相手のツイートやReplyを非表示にして、DMも受け取らないような機能と思い込んでいましたが、半分正解で半分間違いでした……。
ブロック機能をきちんと理解しないと、逆にトラブルの原因となり得ますので充分に注意したいところですね。
AがBをブロックしたときの挙動
ユーザーAがユーザーBをブロックした場合の挙動を表にまとめてみました。
A→B | B→A | ログオフ状態→A | |
---|---|---|---|
相手のツイートを閲覧 | ○ | ×(※1) | ○ |
相手のフォローを閲覧 | ○ | ×(※1) | ○ |
相手のフォロワーを閲覧 | ○ | ×(※1) | ○ |
相手のお気に入りを閲覧 | ○ | ×(※1) | ○ |
相手のリストを閲覧 | ○ | ×(※1) | ○ |
相手の最近の画像を閲覧 | ○ | ×(※1) | ○ |
Reply | ×(※2) | ×(※2) | ー |
DM | ー | ー | ー |
フォロー | × | ×(※3) | ー |
リストに追加 | × | ×(※3) | ー |
(※1)ブロックした相手を見た場合、非公開のように見える
ブロックした相手(ユーザーBからユーザーA)のツイートやフォロー、フォロワーなどを閲覧しようとすると、ツイートが公開されている場合でも、「非公開」のように見えます。
しかし、ログオフした場合や、他のアカウントから同じ画面を見たら普通に見ることができるので、この時点で「ブロックされている」と気づくことになるでしょう。
(※2)Replyは送ったように見えるけれど相手には(どちらからも)届かない
ブロックされた相手(ユーザーBからユーザーA)にReplyしたら、自分のタイムラインにツイートは表示されますが、相手にはReplyは届きません。
また面白い事に、ブロックした側から(ユーザーAからユーザーB)のReplyも同じ挙動をします。
(※3)フォロー、リストに追加しようとするとブロックされていると分かる
ブロックされた相手をフォローしようとすると「ブロックされているのこのユーザーをフォローすることができません」と、ブロックされていることが明らかにされます。
またリストに登録しようとした場合は、「その動作は許可されていない可能性があります。ページを更新して、もう一度お試しください。」と表示されます。このメッセージは、ツイートを非公開にしているユーザーの場合は表示されないため、この時点でブロックされていることが分かるでしょう。
ブロック中はフォロー、リストの追加、DMはできません
またブロックをしている側は、ブロック中は「フォロー」ボタンは「ブロック中」/「ブロック解除」ボタンに切り替わっているため、フォローやリストに追加ができません。またフォローしていないため、DMも当然できません。
フォロー中の相手をブロックしたら(されたら)?
フォローをしている相手をブロックした場合、どのようになるのでしょうか?実は両ユーザーのフォローが強制的に解除されます。
ブロックをした側(ユーザーA)のフォローがはずれるだけで無く、ブロックされた側(ユーザーB)も強制的にはずれるので注意が必要です。フォローしていた相手が突然解除されるのは驚きでした。
最後に
これまで特に意識していなかったブロックの挙動ですが、まったく相手に気づかれずにブロックできるのではなく、自分、相手のフォロー状態を解除した上で、自分へのアクセスを一切遮断、拒否する。という挙動になります。
ブロックした相手が「ブロックされた」と気づくことができる仕組み、仕様であることを充分理解した上で、ブロック機能を利用したいですね。とは言え、ブロック機能そのものを使わないのが一番いいというのは言うまでもありません。