2011年6月に発売になったばかりの、ポータブルナビ、CN-SP710VLを買っちゃいました(^o^)。Gorillaと言えばポータブルナビの老舗で、人気の高い機種であるのは言うまでもありません。サンヨーがパナソニックの子会社化となり、ブランド名が引き継がれ、Panasonicから継続して販売中です。
購入した、CN-SP710VLはゴリラブランドのワイドVGAモデルの7インチタイプです。CN-GP710VDとは型番違いで性能に違いは無いようです。
意気揚々と買ったよ!と書いていますが実は、実家の母が軽自動車で運転するために購入しました。機械音痴の母の要望は以下の通りでした。
母のカーナビに対する要望
- 操作のしやすさ
- 案内の見やすさ(画面の大きさ)
- 市街地の道路の太さが分かるように
- 高速道路の分岐点が分かるように
- 故障時の対応のよさ
機械音痴だと思っていましたが、意外としっかりとポイントを抑えている母でした(^_^;)。
操作性は実際に使ってみないと分からない事が多く、3万円程度で販売されている海外製の機種に一瞬傾きましたが、何をするにもワンテンポ遅れる感があるので、除外。CN-SP710VLはさくさく動いてくれます。
案内の見やすさも、CN-SP710VLは12GB搭載なので実家の田舎でも市街地図が表示されました。数年前に持っていたCD-ROMのナビとは大違いです。(当たり前ですが。)
7インチで画面も見やすいし、高速道路の分岐点の鳥瞰表示、一般道でも案内板の表示、交差点名での右左折案内、車線位置の案内など欠点がありません。7インチだと案内板の文字も直視すること無く、さっと見ると確認できるので安全だと思います。(走行中に見ないようにしましょう。)
故障時の対応の良さ、という事で今回はネットでは無く、近所の電気屋さんで購入しました。ネット最安値が58,000円程度でしたが、リアル店舗で62,000円で1,000円のSDカード(8GB)をつけてもらったので実質61,000円で買えました。3年の延長保証も5%で加入して、これで安心です。
CN-SP710VLを選んだ理由は母の要望からは「画面の大きさ」と「情報の見やすさ」、「使いやすさ」で決定したのですが、その他にもすばらしいポイントがたくさんあるのです。私の決定打となったのは以下の点だったりします。
CN-SP710VLがすばらしいその他のポイント
- バッテリー内蔵で自宅でも使える(おでかけウォークナビもできるけどこれは使わないと思う(^_^;))
- 最大3年間地図の更新が無料(2014年7月31日まで)
バッテリー内蔵なので自宅で使えるのはありがたいんです。家で目的地を設定して、右左折のポイントや高速道路の分岐点など、ルートを予め予習した上でドライブできるので、母にも安心だと思いました。
地図が無料でアップデートしてくれるのも超嬉しいではないですか!?ポータブルナビの世界はよく分かっていないのですが、CD-ROMの時代ですと詳細地図の近畿版を買うだけでも13,000円とかしていた時代を思うと、1年間に6回も更新してくれるなんんて……信じられません。もうこれだけでも、CN-SP710VLにする価値があると思っちゃったりします(^_^;)。(5インチタイプのCN-GP510VD/SP510VLも無料で地図更新できます。)
今回は軽自動車での利用だったので利用しない予定ですが、FMトランスミッターが内蔵しているので、ナビの音声などを車のカーステのFMで受信可能です。これをやりたい人って結構いるのでは無いでしょうか?
* * *
ずいぶんと前置きが長くなってしまいましたが、いよいよ開封の儀ですよ〜。
開封の儀
パッケージです。最近、アップル製品を見過ぎているせいか、段ボールむき出しなのが逆に斬新(^_^;)。あ、ワンセグもVICS(FM)もちゃんとついているんですよ。すごいんですから!
段ボールを開けると保証書やマニュアル類の書類がお目見え。うむ。ワクワク感は……まだない。
書類を取り除くと、ひゃっほー!(喜びすぎ)。CN-SP710VL本体がお出ましです〜♪。はじめまして!これからよろしくね!!ぴかぴかです。(当たり前ですが。)
本体を出してみると、、、また段ボールさん。
その中には、付属部品類が一式で入っていました。
同梱物はこれだけ。うむ、シンプルと言えばシンプルですね。本体とAC電源、シガーレット用電源、VICS用FMアンテナ、ダッシュボード設置吸盤、落下防止ひもなど。
CN-SP710VL本体。うむ。シンプル。Panasonicのロゴがカッコイイですね。
別の角度で撮ってみました。液晶の反射も無く明るい車内でも見やすそうです。
裏面はこんな感じ。中央にスピーカーがあります。その下にスタンドがあるのですが、これをたてて使うこととはほとんど無いでしょう。自宅でACアダプターを使ってワンセグを見るときくらいかな?
さて、電源を入れました!!「Panasonic」!カッコイイ!(そうか?(^_^;))
おきまりの注意(警告か・・・)が表示されます。「確認」を押します。
めちゃめちゃきれいですね〜。操作も直感的で、機械が苦手な母でもマニュアルを見なくても基本操作は簡単に使いこなせていました。
自動車に設置しました
軽自動車なので、ディスプレイがどれだけ視界を妨げるか心配でしたが、特に問題となる大きさでは無く一安心。ダッシュボードに吸盤を設置しましたが、これもとても簡単。
横から見るとこんな感じ。吸盤は取り外しができるので他の自動車に付け替えもできますが、基本的に1台ごとにこのセットを取り付けるようにしましょう。吸盤の強度が弱るのと落下防止紐(写真左側の紐です)を取り付けるためです。
CN-SP710VL本体を取り付けてみました。シュガーレットからの電源とVICS(FM)のアンテナを接続します。これらの配線類は目立たないようにまとめました。
本当ならダッシュボードを取り外して入れ込みたかったんですが、そこまでの時間と根性がありませんでした(^_^;)。ママごめんぽ(^_^;)。
実際に走ってみた&使ってみた感想
開封の儀が終わり、設置も無事終わりました。最後にナビを使ってみた感想を書きたいと思います。
CN-SP710VLのここがGood!
- 検索が早い、リルート検索が早い
- 自車位置に狂いがほぼ無い、追随がいい
- 画面が見やすい、音声も聞き取りやすい
iPhoneのナビアプリや、Googleマップ、AndroidのGoogleマップナビと比較するのも何ですが、さすがは専用機。精度が違います。見やすさが違います。なんといっても快適なんです。
ナビ性能に何ら問題なく、普段通っている道路がはじめに案内されないのはCN-SP710VLに限ったことでは無いですし、ね。ルート学習機能があり、よく通る道路は学習するというのだから凄いですね。家の近所では帰ってくる道って必ず同じだったりしますが、ドライバーのクセとかを覚えるのでしょうか?面白い機能ですね。
迂回機能もあり1kmほど渋滞があれば迂回ルートを瞬時に検索もできます。余談ですが、GPSログ機能でSDカードに90日分の走行ログも残せるんだとか。旅行の後に見直すのも楽しいかもしれませんね。
CN-SP710VLのここがもう少し頑張れ!
- ルート検索後、走行ルートが確認しにくい
- 画面の昼・夜モードを簡単に切り替えたい
地図のアップデートが2014年7月31日まで無料でサポートされていますが、本体のファームウェアのアップデートの可能性はあるのでしょうか?個人的にはアップデートがあるのでは?と勝手に期待していたりします。
そんな中で使いづらいと感じたのが上の2点。CN-SP710VLは取り外しができるので、自宅でお出かけ前に目的地の設定やルートの確認をする人も多いのでは無いでしょうか?ルート検索後に、どの道を通ってどこを曲がるのかな?と確認をしたいときに気の利いた機能が無いんですよね……。詳細で通る道路を確認できますが、「国道○○号線」→「○○高速」と言われてもねぇ。
分岐点ごとに地図に飛べたり、看板の確認、高速道路分岐点画像の確認ができたら便利だと思います。現状ではシミュレーション機能で確認するしか方法がありません。目的地周辺の曲がる交差点を確認したいだけなのに!と思うこともよくありました。
後は細かいのですが日中と夜間で地図を白色・黒色が変化しますが、時間で切り替える設定か手動で切り替える事になります。ポータブルナビなのでスモールライトに連動させることができないので、自動で連携できないのは分かりますが、簡単に切り替えられると便利だと思います。
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最後に
長々と書きましたが、CN-SP710VLはいいナビですね〜。数年前の据え付け型のカーナビを超えているのでは?と思えるほどです。予想以上にGPSの追随もよく地図も見やすく速度も上々。
細かなところが気にはなりますが、満足度はかなり高いといえます。据え付け型のカーナビで中ランクを買うなら、ポータブルナビでCN-SP710VLのランクのものを買うのが正しい選択なのかもしれませんね。
ゴリラブランドの名を死守しよう!と思ったかどうか定かではありませんが、Panasonicの本気度に脱帽です。いや〜いいナビです。私も欲しくなりました(^_^;)。(やっぱり最後はそうなるか!)