携帯電話でカラオケができるセガの「ヒトカラ」が人気なんだそうです。
これまで通信カラオケはパソコンやテレビにつなぐタイプが主流でしたが、どれも便利でしたがでれもヒットしませんでした。
しかしこのヒトカラはサービス開始4ヶ月で50万人を突破する人気ぶり。
はて、何でこんなに受けているのか?
理由は3つあるのでは無いかと思います。
一つ目は「携帯電話だから」
何を当たり前な事を……。と思われると思いますが、実はこれはが盲点だったかもしれません。
パソコンやテレビで接続するタイプのカラオケでは必ず手順が多くなります。
パソコンを起動して、カラオケソフトを起動して、ダウンロードして、再生。みたいな感じ。
これが面倒。すぐにパッと起動できる携帯電話の操作性は優秀です。
さらに携帯電話は「どこでも」使えます。場所が限定されないのも便利です。
自分の部屋、トイレ、友達同士、などなど。まさに携帯電話でしかできない技です。
二つ目は「携帯電話の性能が向上したから」
一昔の携帯電話の「着メロ」は電子音の耳障りでしたが最近では臨場感のある音がでます。
さらに通信速度も3Gで向上しダウンロードの時間が大幅に短くなりました。
「着うた」がヒットしているのはまさにいい例でしょう。
三つ目は「無料」である事。
携帯電話のコンテンツは有料、という概念が最近は大きく崩れつつあります。モバゲーやmixiをはじめ非公式サイトでスタートしたサイトの多くは広告収入などを見込んだ無料サイトとなっています。
この「無料」というキーワードは爆発的な広がりが期待できる条件ですね。
以上のような理由からなのですが、やっぱり今のタイミングでサービスを開始したセガの判断の良さが一番の理由だと思います。