9月3日、Googleから最強の音楽サービスが日本国内でサービスインしました! 早速、試してみたのでレポートします。
Google Play Musicって何?
すでにアメリカなどでサービスが開始されていた、Googleの音楽サービス。国内では恐らく大人の事情でなかなかサービスが始まらなかったGoogle Play Music。強者は海外でGoogleアカウントを取得した形で利用したりしていましたが、そんな面倒なことは必要なくなりました。
9月3日の突然の発表に驚いた方も多いのではないでしょうか?
Google Play Musicは「無料」版と有料の「無制限」版の2種類あります。
有料版はいわゆる、Apple MusicやAWA、LINE Muiscなどの音楽配信サービスと同様、膨大な音楽を月額料金を支払うことで聞き放題となります。
無料版はアップルのiTunes Matchで提供されている自分で購入したCDまたはiTunesで購入した音楽をクラウドにアップロードしていつでもどこでもいろんな端末から自分の音楽を楽しめます。
iTunes Matchは年額3,980円で25,000曲までに対しGoogle Play Musicは無料で50,000曲までクラウドにアップロードできます。
サービスのメリットをまとめると上の3つ。Googleの説明を引用しましたが3,000万曲とありますが現在は3,500万曲以上、という表現になっています。
いやはやこれまでの音楽サービスを一気に網羅してしまうサービスが日本でもついに登場しました。
Google Play Musicを使ってみる
まずはローカルのファイルをアップしてみましょう。ブラウザでGoogle Play Musicへアクセスして「音楽をアップロード」をクリックするとミュージックマネージャーのダウンロードができます。
ミュージックマネージャーを起動すると音楽ファイルの場所を聞かれます。iTunesの音楽を根こそぎUPできちゃうなんて恐ろしい子! もちろん自分で音楽ファイルを保存している場合はその場所を指定することもできます。
iTunesを設定すると音楽ファイルの他、プレイリストをアップロードすることもできて便利です。まさにクラウドにiTunesがやってきたという感じです。
今後、iTunesに追加された音楽は自動で同期することもできます。できる子!
設定が終わると自動でファイルのアップロードが始まります。Googleフォトのアップローダーと少し似ています。音楽ファイルは1曲数MBしかないため次々にアップロードできちゃいます。
画面にはアップロードできないファイルができなかったファイル数が表示されています。
アップロードできなかったファイルの一覧を確認できます。現在、2012年以降iTunesで購入した音楽はDRMフリーとなっていますが、それ以前の音楽はDRMがありアップロードできません。
音楽の再ダウンロードをすることでDRMフリーの音楽を入手することができるようです。そんなことはまったく知らなかったのでまた時間があるときに再取得しようと思います!!
ブラウザでGoogle Play Musicにアクセスするとアップロードされたファイルが表示されています。これだけで準備OKです。
簡単過ぎます。
後はWindowsやMacではブラウザで、iPhone、Androidではアプリで、まさにいつでもどこでも音楽を楽しめます。
私はiTunes Matchを契約していましたが来年5月の自動更新をOFFにしました!! さてiTunes Matchの次の手はどうなるかな??
つづいて、Google Play ミュージックの有料版を試してみましょう。30日間の使用期間があるのでお気軽に始めることができます。定期購入での契約となるので30日以内に解約手続きをしないと自動課金されるので注意が必要です。
料金は月額980円ですか10月18日までに申し込むと780円の特価(?)となっています。ず〜っと780円になるのなら今、契約をしておくとかなりお徳ですね!!(ずっと780円がデフォルになるような気もしますが)
契約が終わるとすぐに3,500万曲にアクセスができます。今、聞きたいであろう候補を表示してくれるのはGoogleらしいですね!! この記事は「心地よい目覚め」を聞きながら書いていますが筆が進みます。(^^;)
Apple Musicでもあった自分の嗜好を設定することでおすすめの楽曲を提案してくれるようになります。
この辺は最近のデフォルトですね。思いがけない音楽と出会える楽しみがあります。
Google Play MusicのここがGood!
- 無料で自分が購入した音楽ファイルを5万曲クラウドにアップロードできる
- iOS、Android、OS X、WindowsとOSや機器に縛られずどこでもいつでも聞ける
- ダウンロードすればオフラインで視聴できる
- 無制限プランは10月18日まで申し込めば200円引きの月額780円
- 無制限プランは3,500万曲が聞き放題
- iTunesのプレイリストと同期できる
今のところこれまでの音楽サービスを凌駕しているといっていいと思います。細かく見れば3,500万曲に差があると思いますが私的には気になりません。それ以上にすごい機能、すごいサービスと言えます。
Appleにとってこのサービスは脅威でしょう。アメリカでのシェアの数字を今手元にありませんがiTunesの楽曲販売低下に大きく影響しているのは間違いなさそうです。
Google Play Musicのここがうーん
- 国内アーティストで参加していない有名アーティストが多数いる
うーんな点がほとんど見つからずあえていうならばこれでしょう。これはGoogle Play Musicだけではなく国内の他の音楽サービスほとんどに言えます。AppleだとかGoogleの問題ではなく国内の音楽事情、というヤツなので当面改善されることは期待できないでしょう。
さいごに
ついにGoogle Play ミュージックが始まりましたね。個人的に楽しみにしていたのでとてもうれしいです。最近はAndroidの利用時間が増え、iPhone離れが進んでいる私ですが、さらに進みそうです。
無料版の5万曲をクラウドにアップできる機能は万人にお勧めしたいですね。いつでもどこでも自分の音楽を聴ける。一度体験しちゃうともう過去の不便さには戻れなくなるでしょう。
国内で提供されている音楽サービスはほとんどすべて試用または有料会員として利用しましたが、現段階で利用、試用しているのは、dヒッツ(500円版)、AWA(3カ月お試し中)、Appleミュージック(お試し中)、そしてGoogle Play Musicです。
その他、iTunes Matchを来年5月までの契約がありますが自動継続を停止しました。解約予定です。
現時点での感想としては、dヒッツ+Google Play Music(無制限)でいいかな、と思っています。どうしても国内の音楽が弱いので、最新ヒット曲を聴きたい場合、現状ではdヒッツしかありません。国内の音楽は期待しない、捨てるという選択肢もあるのですが、元々国内音楽に疎いので受動的に耳に入ってくるのでdヒッツは役立っています。
10月には一通りの音楽サービスの試用期間が終わるので整理する予定です。決定したらブログ記事に書こうと思います! ご期待ください〜。