こんにちは。@hitoxuです。ひとぅブログで初めて連載記事にチャレンジしたいと思います。
タイトルは「余ったiPhone4Sを月額945円で子どもに持たせる方法」です。私が使っていたiPhone4Sを、子どもに持たせることにしたのですが、SoftBank回線で契約すると維持費が高いので、少しでも安く持たせる方法を、といろいろと検討した結果、行き着いた方法をご紹介します!!
連載は以下の全5回。お時間があれば他の回もご覧いただけると嬉しいです(^^)/。
余ったiPhone4Sを月額945円で子どもに持たせる方法
- 第1回:経緯とキャリア決定まで ←今回はココ
- 第2回:IIJmioの申し込み
- 第3回:Android中古端末(白ロム)に設定
- 第4回:iPhone4S中古端末(白ロム)を脱獄せずにSIMフリー化&設定
- 第5回:運用ルールを決めよう
それでは張り切って第一回目、行ってみましょう!!
はじめに、免責事項
私がiPhone4Sを月額945円で利用するために利用した機器や作業をご紹介していますが、動作を保証するものではありません。あなたが本記事を見て実際に作業される場合は、自己責任で作業いただくようお願いします。
本記事の内容を実行された結果について、ひとぅブログおよびひとぅは一切の責任が追えませんのでご了承、ご理解をお願いします。
子どもに携帯電話を持たせる理由
子どもに携帯電話を持たせる理由はどのようなものがあるでしょうか? 理由としては「連絡がいつでもつくから。」が一番多いでしょう。塾通いをする子どもに、街に出かけたときの待ち合わせになどなど。
子どもの年齢、学年により用途や目的は違いますが、携帯電話を持たせることによるメリット、デメリットは次の通りでしょう。
メリット
- 連絡がいつでもつくようになる
- 居場所が分かる
- 危険な時に助けを求められる
デメリット
- 親の目の届かないところで他人と接触の機会ができる
- ネットの悪用、トラブルに巻き込まれる可能性
- 通信費がかかる
親としては、いかにメリットが享受でき、いかにデメリットをカバーできる機種を選定し運用を決められるか、が大切だと思います。
携帯電話機種を検討
安心携帯(こども携帯)
我が家では小学校3年から「みまもりケータイ SoftBank 005Z」を持たせました。この機種の特徴は以下の通り。
- GPS機能
- 防犯ブザー機能
- 発信先が1箇所に限定(101Zは3箇所)
- 着信先が3箇所に限定
- ネット、メールは使用不可
- とても丈夫
- 基本料490円(101Zは590円)が2年間無料
- 機器代490円/月(101Zは590円)(24ヶ月)(実質維持費)
親が子どもに携帯電話を持たせる上でメリット、デメリットとも網羅された素晴らしい機種だと思います。005Zでは発信先が1箇所だけで不便でしたが、現在発売されている101Zでは3箇所に増えています。
ネットもメールも使えませんし、電話先も限定される。防犯ブザーもあり至れり尽くせりです。実質の維持費は月額490円(005Z)〜590円(101Z)と安和です。小さな子どもに持たせる携帯電話としては「みまもりケータイ」はとてもいい選択だと思います。
ガラケー(フィーチャーホン)
普通のガラケーを持たせることのメリットとしては「0円携帯」を選定すれば機器代を安く抑えることができます。ウェブを制限することにより通信費を抑えることが可能です。実質月額利用料は1,300円〜1,800円程度と予想します。
しかし我が家特有の問題として、子どもが「ガラケーは格好が悪いので持ちたくない」というのです(^_^;)。あんしんケータイを使っているくせに、ね(^_^;)。
スマートフォン
スマートフォンを使わせる理由のひとつとして、今使っている、あんしんケータイ(005Z)の不満な点をカバーしたいというものがあります。
- メールのやり取りがしたい
- 発信先を2箇所以上にかけたい
- すでにiPhoneをWi-Fiで利用中で外に持ち出しもしているため
- 小学校高学年(4年)になったため
みまもりケータイはメールのやり取りができない、というのがメリットでもあり、逆にデメリットでもあります。電話に出られないときはメールで用件を送っておくとやっぱり便利です。
発信先を1箇所しかかけられない005Zではママの携帯電話を登録していましたが、パパにもかけることがあるでしょうし、自宅にかけることもあるでしょう。有事の際にはおばあちゃんにもかける事もあります。
さらに我が家の特別な事情として、私が使っていたiPhoneは機種変後、子どもが白ロムとして自宅でWi-Fiに接続し、ゲーム機として利用しています。外出先にも時間を潰すアイテムとしてよく持ち歩いているので、そのまま電話機としても利用できれば便利です。
以上の理由から我が家では、スマートフォン(AndroidまたはiPhone4S)を子どもの携帯電話として利用させることにしました。
料金の比較
携帯電話を利用する上で重要な要素として利用料金があります。子どもに持たせる携帯電話なので安いに超したことはありません。と、言うか月額2,000円以上も払うなんて到底できないっす!!
キャリアの回線を利用
SoftBankの場合、安心携帯(こども携帯)の場合は490円〜590円程度で利用できます。位置情報を確認するために親の携帯電話に位置ナビ(210円/月額)の加入が必要になりますが、それでも月額1,000円以内でOK。
一方、ガラケー(フィーチャーホン)の場合は月額1,500円前後になるでしょう。
スマートフォンの場合は一気に跳ね上がります。機種変更やMNPなどキャンペーンを利用すればずいぶんと安くなりますが、白ロムで使っていたiPhoneを新規で1回線を新規契約した場合は、月額5,700円前後もかかります!!
この時点でキャリア回線を使った場合、子どもにスマートフォンを持たせる、という選択肢は消えました(^_^;)。
格安データ通信SIMを利用
MVNO(仮想移動体通信事業者)として月額1,000円以下でインターネット回線が利用できる激安SIMというものがあります。「通話機能が無い」、「回線速度が遅い」などの制限がありますが、うまく使えば、激安で子どもにスマートフォンを使わせることができます。
今回は、この激安データ通信SIMを使い、いろいろと工夫をして環境を構築することにしました!! やっぱり月額1,000円程度、というのは大きな魅力です。
格安データ通信SIMを比較
1,000円以下で利用できるデータ通信SIMサービスは現在、複数あります。価格、通信速度に差があります。
こちらのウェブサイトがとても分かりやすく比較記事を書いてくれています。比較表を引用させていただきました。(詳細はウェブサイトをご覧ください。)
DTIの「ServersMan SIM 3G 100」が最も安価ですが、ネットの評判を見ていると100kbpsの通信速度がベストエフォートとは言え、50kbpsほどしかでない、など複数あったので見送ることに。
その中で初期費用、基本料、最低利用期間、ネットの評判を総合的に判断し、「IIJmio ミニマムスタート128プラン」を契約する事にしました。
スマートフォン機種選定
スマートフォンの記事を選定しました。今回は、Android端末とiPhone両方を試してみます。両方使うことで最善の運用を見つけられるとの考えからです。
Android端末
IIJmioの高速モバイル/Dは、ネットワークはXi/FOMAとある通り、NTTドコモ回線のMVNOです。つまりドコモのAndroid端末だと、(基本的に)脱獄することなく、そのまま利用することができます。
価格的にこなれてきた1年半ほど前の機種を選定しました。「docomo P-01D ホワイト スマホ 携帯電話 白ロム 新品
また、IIJmioではmicroSIMを契約するので、「MicroSIM→SIMカード変換アダプタ(黒)
ちなみに、Amazonで注文後、3日後には手に入りました。
iPhone 4S
iPhone5へ機種変更をしたため、白ロムとしてWi-Fiで使っていたiPhone 4Sを使います。SoftBankで利用していましたが、当然ながらSIMロックがかかっています。
そこで登場するのが、いわゆる「下駄」。ネットで話題になっている事は知っていましたが、実際に使ってみるのは初めて。SIMフリー化するアダプタを利用する必要があります。
iOS6にアップデート済みですが動作確認が取れている「SIMロック解除アダプタ GPP
ちなみに、Amazonで購入後、5日後に手に入りました。(これが予想より時間が掛かった! )
余談ですが、iPhone4も持っているのですが、残念ながらiOS6にアップデートをしてしまっていました。iPhone4+iOS6の組み合わせでSIMロックを解除できる下駄は現在発売されていないようです。(今後も発売の可能性は極めて低いとのこと。)
さいごに
第1回目はいかがでしたか? 前置きが長くなってしまいましたが、要約すると、「激安データ通信SIMを使って、Android端末とiPhone4Sを設定してみるよ!」ということです(^_^;)。
次回からは実際に、IIJmioの契約、さらにはAndroid端末に設定していきますよ〜。こうご期待くださいませ(^^)/。