もしDropboxが無くなったら作業効率が80%落ちる(当社比)@hitoxuです。
Dropboxは、WindowsやMacはもちろん、iPhoneやiPad、Androidなどともシームレスにファイルやデータを同期できる素晴らしいサービスですが、何とDropboxのフォルダ内にをウェブサイトを構築できるサービス「Site44」がものすごく面白いのでご紹介します。
Site44とは?
Site44はDropboxにリンクさせることで、フォルダ内にウェブサイトを作ることができます。つまりローカルフォルダのファイルを変更するとすぐに反映されるのです!これは面白いですね?。
(実際にはローカルのDropboxファイルの内容が変更した後、Dropboxサーバに同期が走りますが、その後に公開されます。)
サイトのURLは、「xxx.site44.com」というサブドメインまたは独自ドメインを利用できます。
無料アカウントでは、5サイト、月間転送量100MBまで。有料アカウントは準備中で5ドル/月プランで10サイト、月間転送量10GB、10ドル/月プランで50サイト、月間転送量50GBまで。
なお現在(2012/10/06時点)は有料プランは提供されておらず、無料プランでも容量を超えて利用できるようです。
Site44の使い方
それではSite44に申し込んで、初期設定をしてみましょう。
1.Site44にアクセスして、「Sign In with Dropbox to get started」をクリック
2.Dropboxの認証画面が表示されるので「許可」をクリック
※「このアプリは site44 という名前のフォルダを Dropbox 内に作成します。このアプリはこのフォルダ内のみにアクセスできます。」と説明があるので安心ですね。
3.Site44のAdmin画面から新しくウェブサイトを作成します。「Create a new website」をクリック
4.sute44.comのサブドメインまたは独自ドメインで作成します。通常は左側のサブドメインで登録しましょう。サブドメインを入力して「Create」をクリック
5.利用規約を確認の上「Accept」(同意)をクリック
6.すぐにサイトが作成されました。
7.Dropbox内に、「Dropbox/Apps/site44」内に作成したフォルダができています。このフォルダの中にHTMLなどウェブサイトファイルを作成すればOK!!
お手軽にウェブサイトを公開!
管理画面で、構築したウェブサイトの情報一覧と、月間転送量が確認できます。100MBって意外と少ないですよね〜。。。100MB以上になるとどうなるか確認をしてみましたが、現在は100MB以上でもちゃんとページが表示されました。
今後、有料プランが始まったときに転送量が越えた場合、どのような挙動になるのか?気になるところです。
最後に
たったこれだけの手順でウェブサイトを公開できます。簡単すぎて拍子抜けしちゃいますね(^_^;)。
注意点としては、無料アカウントでは月間転送量が100MBと少ないため、画像を多用しないようにしたいところです。また、静的コンテンツのみとなり、WordPressなど動的なサイトは構築できません。
また、Dropbox内の内容がそのままウェブサイトとして全世界に公開されちゃうので、重要なファイルなどを置いてしまわないなど十分な注意が必要となります。
ちょっと公開したいサイトを構築するのに便利なSite44。面白いですね?。