オンライン写真編集サービスの「Picnik」が2012年4月19日に終了するというショッキングなニュースが駆け抜けました。
米Googleが20日、オンライン写真編集サービス「Picnik」の打ち切りを発表したことに対して、熱心なユーザーは落胆を隠せないでいる。 …
Googleが2010年3月に買収していたPicnik。元々Flickrから利用できたのを、Picasaでも利用できるようになった!と当時は大喜びしたものでした。
その喜びもつかの間、わずか2年でサービス終了とは……。
過去のファイルの全ダウンロード機能や、Picnik Premiumが無料で使えたりと最後のサービスをしていますが多くのユーザーは落胆を隠せないようです。私もそのひとりで、Flickrからちょっとした編集をする場合、よく利用していました。
今回のサービス終了は買収元のGoogle社の資源集中施策の一環でスリム化を行う上でターゲットに上がったようですが、本当にそれだけの理由なのでしょうか?
これまでのIT企業の買収はサービスを丸ごと買い取って、会員情報を吸い取りサービスを継続する、というのが主な目的でしたが、Googleなど既に会員数が多い場合は、「技術」だけが目当てなのでしょう。
優秀な技術や仕組みのサービスに目を付け、買収し、自社の主力のサービスに技術だけ吸収しサービスを終了、解散する……。それと同時にライバルとなりえるサービスを明早い段階で積んでおく……。そのような買収が今後も増えそうな気がします。
大好きなウェブサービスが「大きな企業に買収されたから資金は安心だ!」とは言えない時代になってきたようです。うーん、このニュースを見ていろんな事を考えさせられてしまいました。
ところでPicasaやGoogle+ではすでにPicnikの編集機能の統合が進んでいますが、Flickrは4月20日以降、代替えサービスはあるのでしょうか??