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播磨屋本店が令和9年3月末で廃業を発表、創業160余年の歴史と「聖なる廃業」の内容を整理

「日本一おかき処」として知られる播磨屋本店が、すべての営業を終了する旨の告知を出しているのを見かけました。

生野本店へ2度足を運んだことがあり、天王寺店にも何度も通い、通信販売もよく利用させてもらっていました。贈り物やおやつとして長年重宝していただけに営業終了の知らせには驚きましたが、掲出された「聖なる廃業のお知らせ」の文面が非常に独特だったため、お店の歴史や社長の活動、発表内容のファクトを整理してみました。

1. 播磨屋本店の歴史(文久2年創業)

播磨屋本店は、幕末から続く非常に長い歴史を持つ老舗です。

160年以上の歴史を持ち、「朝日あげ」や「はりま焼」など、良質な原料にこだわった贈答用おかきで確固たる地位を築いてきました。

2. 廃業に関する公式発表(ファクト)

店頭や案内で掲出された「聖なる廃業のお知らせ」に記載されている営業上の決定事項は以下のとおりです。

突然明日から買えなくなるわけではなく、令和9年3月末まで一定の営業期間が設けられています。

3. 社長(5代目・播磨屋助次郎氏)の活動と告知文の主張

現代表の播磨屋助次郎氏(5代目)は、高品質なおかきづくりを主導する一方で、長年にわたり独自の思想発信を積極的に行ってきたことでも知られています。

これまでの主な活動

  • 大型トレーラーでの街宣: 「皇祖天照大神世直し特別広報隊」などのメッセージを巨大にペイントした大型トラックやトレーラー十数台を仕立て、皇居周辺や都内を巡回。環境問題への警告や天皇直訴などを訴えて話題になりました。
  • 思想冊子・手紙の同封: おかきを注文すると、地球環境問題の警告や「人類救済」を説く冊子や手紙が商品に同封されるのが名物となっていました。

今回の「聖なる廃業のお知らせ」に書かれている内容

一般的な閉店の挨拶とは大きく異なり、代表自身の思想に基づいた廃業理由が述べられています。要点をまとめると以下のとおりです。

  • 大目的: 「人類根本救済」を始動させるため。
  • 具体的手段: 助次郎氏と徳仁今上天皇の「合体合一」を実現するため(年初から配布している「救世手紙」全12種に詳述とのこと)。
  • 代表自身の自己認識: 環境問題や「人間とは何か」「人生の真の幸せとは何か」の答えを完全解明した「古今の全人類最高の知性」であるとする。
  • 廃業の直接理由: 「折角の『全人類最高の知性』が『商売人』では困る。急ぎ『自然人』に返ってはくれまいか」と、天皇陛下から暗に要請されていると受け止めたため。

つまり、「地球環境と人類を救う真理に到達したため、天皇陛下からの要請に応じる形で商売人を辞め、一人の自然人に戻って救済活動に専念する」というのが、このお知らせで語られている廃業の趣旨です。

4. 味は本物だっただけに惜しまれる幕引き

街宣トレーラーや同封冊子など、代表の思想的アプローチには常に賛否や驚きの声がつきまとっていました。

しかし、肝心のおかきに関しては「朝日あげ」をはじめ、どれも本当に美味しく、品質の高さは間違いなく本物でした。贈り物として誰に渡しても喜ばれる安心感があり、個人的にも長年親しんできただけに、このような形で幕を下ろしてしまうのはとても残念です。

完全終了となる令和9年3月末まではまだ時間がありますので、長年の味に感謝しつつ、機会を見て買い納めをしておこうと思います。

タグ グルメ 播磨屋本店

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