MENU

さらばロッテリア。社名変更とバーガー史

ニュースを見ていたら、慣れ親しんだ「ロッテリア」の社名が、2月16日に「株式会社バーガー・ワン」に変わったという記事が目に飛び込んできました。 これに合わせ店名が「ゼッテリア」に全店変更するとのことです。すでに一部店舗は変わっていますが、いよいよ一つの時代の終わりを感じます。

気になったので、ロッテリアの歩みと、ゼッテリアの本当の意味について調べてみました。

目次

1. 「Z」の由来は絶品?それとも…

公式発表によると、店名の由来は以下の通りです。

  • 公式の建前: 看板商品「絶品(Zeppin)バーガー」 + カフェテリア = ゼッテリア

「なるほど、絶品か」と納得する人は少ないでしょう。 なぜなら、2023年に買収した親会社が 「ゼンショー(ZENSHO)」 だからです。

どう見ても 「ゼンショー + カフェテリア」 が本音ですが、あえて商品を理由にするところに、大人の事情と少しの愛嬌を感じます。

2. 日本独自のエビバーガーを発明

ロッテリアが創業したのは1972年(昭和47年)。 東京の日本橋高島屋の北別館に1号店を出したのが始まりです。

最大の功績は、なんといっても1977年に発売した 「エビバーガー」 でしょう。 当時、ハンバーガーといえば「肉」が常識でしたが、日本人の好みに合うエビカツを挟むという発明は、世界初の試みでした。

3. 1970年代前半、バーガー黄金時代

調べてみると、日本の主要なハンバーガーチェーンは、1970年代のたった3年間に集中して誕生しています。

  • 1970年: ドムドムハンバーガー(日本初)
  • 1971年: マクドナルド(銀座1号店)
  • 1972年: モスバーガーロッテリア

ロッテリアはマクドナルドの翌年に生まれた「第1世代」の生き残りです。 この数年間に、日本の食文化が一気に欧米化したことがよく分かります。

まとめ

名前が変わることで中身が変わるのかと思いきや、買収からすでに3年が経っています。 徹底的なコスト管理で知られるゼンショーのことですから、調達ルートやコスト構造は、とっくに入れ替えが済んでいると見るべきでしょう。

今回の社名変更は、ロッテ時代の名残を消す「最後の仕上げ」なのかもしれません。 名前が「Z」になっても、あのエビバーガーの味だけは守り続けてほしいものです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次