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コーナンがアレンザと組み実質日本一へ

ニュースを見ていたら、大阪府堺市に本社を置く「コーナン商事」の名前が大きく取り上げられていました。 どうやら中堅ホームセンターの「アレンザHD」と資本業務提携を結ぶそうです。

「へぇ、提携か」と思って詳しく調べてみると、これは単なる提携ではなく、業界の勢力図を一気に塗り替える「実質日本一」への挑戦状だということが分かりました。

目次

1. 「買収」ではなく「共同経営」の妙

今回の契約が面白いのは、コーナンがアレンザを完全子会社化するわけではない点です。 アレンザの親会社であるスーパー「バローHD」が51%、コーナンが49%を持つという、絶妙なバランスでの「共同経営」となります。

  • バロー: 子会社として残したい。
  • コーナン: 東北・東海の拠点が欲しい。

両者のメンツと実利を立てた、非常に賢い「大人の握手」と言えます。

2. カインズ・DCMを抜く「6,500億円連合」

この提携の最大のインパクトは、数字です。

  • 1位 カインズ: 約5,700億円
  • 2位 DCM: 約5,300億円
  • コーナン+アレンザ: 約6,500億円

会計上の連結売上にはなりませんが、商品の仕入れ力(バイイングパワー)やグループとしての存在感では、事実上の「日本一」が誕生することになります。 関西最強のコーナンが、空白地帯だった東北・東海を手に入れ、全国制覇に王手をかけた形です。

3. 「店のデカさ」と「売上」は違う

ホームセンターといえば、巨大店舗でおなじみの「ビバホーム」や「ムサシ(アークランズ)」も強そうに見えます。 しかし、売上規模で見ると約3,000億円台と、トップ集団の半分程度にとどまります。

  • ビバ・ムサシ: 少数の巨大店舗で勝負(一点突破型)。
  • コーナン・カインズ: 中規模店を大量出店(面で制圧型)。

客として行くとビバホームの迫力に圧倒されますが、ビジネスの規模としては「数の論理」で攻めるコーナンたちの方が、今は強いようです。

まとめ

堺市のコーナンが、ついに業界の頂点(実質)に立つ日が来るとは。 「コーナンPRO」の朝の賑わいを見ていると、この勢いも納得です。

私たちの生活を支えるホームセンター業界、これからますます面白くなりそうです。

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