将来の電子ブックリーダーを予想してみた

Amazonの電子ブックリーダーがアメリカでそこそこ人気なようで第二弾が発売予定なのだそうです。(関連記事→「Amazonの電子ブックリーダー Kindle 2 リーク、薄くなって値段据え置き – Engadget Japanese」)

小型精密機器は日本企業の十八番だったのですが、iPodや電子ブックや携帯電話など、いつの間にかアメリカ企業にお株を持って行かれてしまった感が強いですね。

しかし!まだまだそれぞれの危機は発展途上だと思っています。「これだ!」というキラー商品が出てきていない。というのが現状です。だんだんと便利に小型化され高機能になっていますが、まだ「何か違う」と誰もが違和感を感じているところだと思います。

そこで、今回は大胆にも将来の電子ブックリーダーを予想してみました。(数年後に振り返ってみてみるのが楽しみです(*^_^*)。)

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「何でもできる」はどれも中途半端

今の携帯電話を見ればよく分かりますが、「何でもできる高性能機器」を目指して発展を続けた結果、確かにものすごく高機能な何でもできるスーパーマシンになりました。

しかしそれぞれの機能を見てみるとどれも中途半端。

  • 電話機 → もっと簡単にかけることはできないの?10数年前とほとんど機能は変わってない
  • メール → 予測変換など高性能になってるけどテンプレートの充実などでもっと簡単に送れないの?デコメなんて無用の長物そのもの。
  • デジカメ → 画素数は上がってけども画質に不満を思っている方も多いのでは?シャッタースピードも遅くてろくな写真が撮れない
  • 音楽プレイヤー → 利権が絡みすぎてガチガチ。もっと柔軟に、バッテリーの消費が激しくて他の機能が使えなくなるし。
  • ゲーム → 操作性も(反応も)悪いし小さな画面でできるゲームはジャンルが限られてますよね。
  • ワンセグ → まだ使える方の機能。しかし録画機能・再生機能に手を抜いている製品もまだ多い
  • 電子マネー → まだ使える方の機能ですね。

一方で音楽機能に特化したプレイヤーやデジカメはやはりそれぞれで発展を続け、高機能化されブラッシュアップされてきています。音楽は音楽プレイヤーで、ゲームはゲーム機で、写真はデジカメで。という方がほとんどだと思います。

電子ブックリーダーに求められるもの

ようやく本題。それでは電子ブックリーダーに求められるものはどういうものでしょうか。それは利用シーンを考えるとわかりやすいかも知れません。

電子ブックリーダーの利用シーン

  • 通勤・通学の電車の中で新聞や雑誌を読む
  • 公園のベンチで読書
  • ベッドに寝転んでマンガを読む

こんなものでしょうか。まず基本は「文字」や「絵」を見るもの。という前提で以下の機能をそり落とします。

電子ブックリーダーに不要なもの

  • 動画機能
  • 音楽機能

次に大きさと操作方法です。いろんな利用シーンで考えると以下のようなスペックが浮かび上がってきます。

電子ブックリーダーの大まかなスペック

  • 大きさは横幅は新聞を4つに折りたたんだ大きさ程度(ラッシュ時にお父さんが読んでる新聞の横幅ですね。)
  • 重さは文庫本以下
  • 液晶は白黒、カラーの2バージョン(カラーコンテンツでも段階的の液晶で擬似的に白黒で表示すれば問題ない)
  • 画面は液晶のみ、タッチパネル不要。親指の届く範囲でページの操作、その他にメニュー画面、カーソル、決定があれば十分
  • バッテリーは充電式&乾電池でも可能なように(20時間程度の稼働)

さてずいぶんとイメージが固まってきました。でもここからが重要なポイント。コンテンツの更新方法です。実はこれが電子ブックリーダーの利便性で一番重要であると思います。結局、更新が煩雑だったり柔軟性がなかければ、面倒になって使わなくなるでしょう。

実際の本屋雑誌と同じように簡単にラフに使えるものでなければいけないのです。そして新聞のように情報の速報性も重要です。

電子ブックリーダーのコンテンツ取り込み方法

  • SDメモリカードでテキストやPDF、その他一般的な書式が表示可能。オンライン書店で書籍や雑誌が購入可能。(著作権保護ありでOK。)
  • 家でクレードルで充電しておけば無線LANで情報を取得(新聞などの)。設定だけパソコンをしておけば通常はパソコンを起動しておかなくてもOK。(クレードルにはSDメモリカードを直接さしておけて本体を充電して無くても取り込まれるよにもする)
  • 書店・駅売店では、SDメモリカードリーダーの書き込みコーナーがあって書籍より何割か安く書き込みができる。(著作権保護有りでOK)

この3つの機能が重要だと思います。これができたら絶対に普及すると思います。システムを複雑にするからややこしくなるのです。独自のフォーマットにこだわり利権を確保したいというのは企業として理解できるのですが、結局はパイを広げられずに自滅する……。これが多くの企業が失敗してきているいい例です。

まずはデータのやりとりはSDメモリカードを基本として本体にメモリはほとんど搭載しない。データが二重にあればややこしいだけです。一般的なテキストデータやPDFは簡単に見られるリーダーにする。これが大前提です。新聞データや書籍、雑誌などは著作権保護をしておけばいいでしょう。

そして2つめ。自宅に帰ればクレードルにセットして充電するわけですが、セットしておけば翌朝には朝刊のデータがセットされていて充電もされている。セットし忘れていてもSDメモリカードを入れておけばそこにデータが溜まっているので、SDメモリカードを差し替えればOK! これって便利でしょう?ここで重要なのは、パソコンを介さずにデータが更新されるという点と、クレードルは無線LAN対応にする、という事。

どの新聞をDLするか、どのようなスケジュールで取りに行くかなどはあらかじめパソコンから設定しておけば後はパソコンいらず。こうしておけばこれまでの紙の新聞と同じようにストレス無くデータの更新を意識せずに電子ブックリーダーを持って家を出られます。

最後に3つめ。外出先でも書店に寄って本を買う場合もSDメモリカードに店頭でカードリーダーを設置しておけば、お店としても売り上げが確保できますし、本の在庫も少なくてすみます。この辺のバランスは今後の電子ブックリーダーの普及により変わるでしょうけども、立ち読み→電子ブックの購入、という流れにしばらくはなるかもしれませんね。

さて最後に私が予想する理想の電子ブックリーダー(というより周辺の仕組みまで考えちゃっていますが)をまとめたいと思います。

これが最強の電子ブックリーダーだ!

電子ブックリーダースペック

  • 大きさ:B6版程度、表面は液晶がほぼすべて占めている。薄さ1cm以下
  • 重量:200g以下
  • 画面:768×1028、モノクロ(グレースケール4階調)またはカラー(バックライトON/OFF)、タッチパネル非対応
  • インターフェース:SDカード、クレードル(データ通信・充電)
  • 電源:単四電池型バッテリー(単四電池での運用も可能)20時間連続利用可能
  • 対応フォーマット:Text、PDF、Tiff、Jpeg、PNG、著作権保護コンテンツ用フォーマット(独自?)
  • マルチメディア機能:特になし(音声・動画無し)
  • 価格:モノクロ2万円以内、カラー4万円以内

クレードルスペック

  • 電源:AC電源
  • インターフェース:有線LAN、無線LAN(11b/g)、SDカードスロット
  • 機能:定期的なコンテンツダウンロード(パソコンから設定、コンテンツダウンロード時はパソコンは不要)

オンラインショップ

  • 専用のショップではなくクレードルのダウンロード手順に乗っ取っていればどこでもOK。

……思いっきり空想な商品を予想しちゃいましたが、パソコンがこれだけ普及している世の中です。クレードルへの設定はパソコンを前提にしちゃってコスト削減を図った上で、コンテンツのやりとりを柔軟にする!というのが普及のポイントだと思います。

電子ブックリーダーも長持ち、軽量、丈夫、そして画面が大きければ言うこと無し。たちパネルを採用して画面が汚れたり高くなったりするならば省いた方が無難だと思います。カラーについても同様でマンガなどでは必要な人もいるでしょうから、2パターンを用意すればいいと思います。バックライトも基本的には不要なのかもしれませんね。

さてどうなりますかね~?みなさんのご意見もお聞かせいただけると嬉しいです(*^_^*)。

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