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35mmネガフィルム・ブローニーネガ・現像済みの大切な写真をデジタル化する方法を解説!

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最近はデジタルカメラ全盛ですが、ほんの10年前はまだ35mmフィルムも現役でした。手元に大切な写真なんだけれどネガをたくさんお持ちの方も多いのでは無いでしょうか。

35mmフィルムのネガはなく、現像済みの写真しか無いものや、スタジオアリスなど写真館で撮影してもらったネガで、ブローニーフィルムなど特殊なネガをお持ちの方もおられるかもしれません。

私の場合も同じで、2002年からデジカメを使い出しましたが、それまでのネガや、スタジオアリスのブローニーフィルムのネガ、さらには幼稚園や学校でもらう現像済み写真などを、デジタル化したい!と常々思っていました。

いろいろ調べた結果、ようやく以下の方法で、大切な古い写真やネガをデジタル化をしたので、その方法をご紹介、解説したいと思います。

目次

フィルムの種類とスキャナについて

はじめに整理しておきたいこととして、ネガフィルムの種類について。一般的なコンパクトカメラなどで利用するのは、35mmフィルムです。写真右側が35mmのネガフィルムです。一番なじみがあるフィルムですね(^_^)v。

スタジオアリスなどの写真館などで撮影してもらったときにもらえるネガは、ブローニーフィルムというものです。写真左側がブローニーネガフィルム。

写真のデジタル化はスキャナで行いますが、ネガフィルムの場合、一般的なスキャナではデジタル化できないので注意しましょう。ライトを上から当てることができるネガフィルム対応のスキャナを準備する必要があります。

また、今回はネガフィルムのデジタル化しますが、ポジフィルムも同様にポジフィルム対応のスキャナであればデジタル化が可能です。(今回ご紹介しているGT-X820はポジフィルムも対応しています。)

ネガフィルムは白黒反転、ポジフィルムはスライドのようなもの、という感じですね。まずは、何をデジタル化したいかを確認していただき、デジタル化の機種を選びましょう。

ネガフィルム・ポジフィルム・現像済み写真をデジタル化する

ネガフィルム、ポジフィルム、現像済み写真をデジタル化するために、評判がいいスキャナが、EPSON Colorio フラットベッドスキャナー GT-X820です。

最近の家庭用複合機にもプリンタやスキャナ機能がありますが、解像度が6400dpiと高解像度で、仕上がりがまったく違ってきます。現像済み写真をデジタル化する場合、複合機で済ませるのではなく、専用機を利用することをお勧めします。また、前述の通り、ネガフィルムやポジフィルムは複合機ではデジタル化できません。

現像済み写真をデジタル化

現像済みの写真をGT-X820でスキャンしてデジタル化してみました。800dpiで取り込み、色補正は特にしていません。

作業の手順は、ガラス面に写真を置いて、プレスキャン。スキャナが写真位置を特定してくれるので、本スキャン。1枚1分程度。ガラス面に一度に4枚程度並べられます。4枚で前後処理を入れて7分程度の所要時間です。

サンプルの写真はFlickrへ移動していただければオリジナルサイズでご覧いただけるので興味のある方は確認してみてください。

ブローニーネガフィルムをデジタル化

ブローニーネガフィルムを3200dpiでスキャニングしてみました。1枚4本程度かかりましたが、大切な写真なのでゆっくりと時間をかけて作業をしました。専用アダプターにネガをセット(1度に3枚程度セットできます)する必要があり、セット→プレスキャン→本スキャンで3枚で前後処理を入れておおよそ20分程度の所要時間です。

ネガフィルムからデジタル化の場合は周辺に黒い枠が出ますので、この写真はグラフィックソフトで切り取り作業をしています。フィルムに付着した糸くずも一緒にスキャニングされちゃいますが、これもグラフィックソフトでお掃除済みです。

35mmフィルムはお手軽にどんどんデジタル化する

エプソンのGT-X820は綺麗にデジタル化できるんですが、敢えて難点を言うならば時間がかかるという点。専用アダプターにセット→プレスキャン→位置確認→本スキャンで1シートに5コマあったとして8分ほどの所要時間。

私の場合は35mmフィルムのネガが500枚ほどネガがあったので気が遠くなりそうになり断念しちゃいました(^_^;)。

そこで、購入したのが、フィルムスキャナー 3R-FS3525TV。専用アダプターにセットするのは同じなのですが、デジタル化速度がベラボーに速いのです! 

びっくりするほどシンプルな作りで、本体の右側からフィルムを挿入、スライドさせ(手動です!)画面に写真が表示されたら中央になるように調整し、デジタル化ボタンを押す。これだけでOKです。背面刺したSDカードにどんどん保存されます。

スキャニングというよりもデジカメで撮影しているイメージですね。画素数は500万画素でスキャナよりも若干ピントが甘めで、色もぼやけているような印象です。

また、取り込まれる位置のズームやズームアウトはできないのと、専用ケースの枠幅が決まっているので、コマの周辺数ミリはばっさり切り落とされる男らしさです(^_^;)。

35mmネガフィルムの場合は既に現像済みの写真をアルバムに入れていることも多いですし、あくまでバックアップ目的と割り切りました。35mmネガフィルムであっても、綺麗に残したい!というものは、GT-X820でデジタル化をするなど使い分けています。

所要時間は、ネガの1シートに5コマある場合、前後作業を入れても1分弱の所要時間でした。驚異的なスピードですね。サンプル写真を2枚用意しましたので、仕上がりを確認してみてくださいませ。

     *   *   *

今回は実際に買ってみた機器の使用感とサンプル写真をご紹介いたしました。いかがでしたか?

きれいに高画質で保存したい写真と、バックアップとしてデジタル化したい写真など、用途や目的に応じて、機器をうまく使い分けるといいかもしれませんね! 

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